

最初は、個人で弱小なのに競合相手なんて?とか思ってましたよ。戦いに勝つための情報を揃えましょう。
AI 時代の Rank Tracker 活用講座|第3回
このページでわかること:
- 競合サイトを Rank Tracker に登録する2通りの方法
- Domain Competitors で何が見えるか
- 登録後にどのデータを見ればよいか
- 順位追跡以外で一番役立つ使い方
Rank Tracker を使い始めたとき、「競合」という概念をどう扱えばいいかがわかりませんでした。
「競合サイトを登録する」という機能があることは知っていたのですが、そもそも「自分の競合ってどこなんだろう」という疑問がありました。同じジャンルで書いているブログはたくさんあるし、狙うキーワードによって相手も変わる。手動で登録しようとしても、何を入れればいいのかが決まらない。
しばらく放置していた機能なのですが、使ってみると予想以上に情報が取れました。この記事では、競合登録の基本的な使い方と、登録後に何を見るかを説明します。
競合を登録する2通りの方法
Rank Tracker で競合サイトを登録する方法は、大きく2つあります。
手動で「ここが競合だ」と登録する方法
1つ目は、自分で判断したサイトを手動で追加する方法です。
「このサイトと同じキーワードで戦っている」と感じるブログやメディアの URL を直接入力して登録します。狙っているキーワードで Google 検索して、上位に出てきているサイトを入れるのがわかりやすいです。
Domain Competitors で「競合候補」を把握する方法
2つ目は、Rank Tracker の Domain Competitors という機能を使う方法です。
登録済みのキーワードとの重なりをもとに、競合候補のサイト一覧が表示されます。各サイトについて、自分との「キーワードの重なり数(Intersecting KWs)」や「相手のユニーク KW 数」「推定オーガニックトラフィック」といった数値が横並びで確認できます。重なり具合はグラフでも表示されるので、どのサイトとどのくらい競合しているかが一目で把握できます。
自分では意識していなかったサイトが候補に出てくることもあります。
わたしは毎日チェックするというより、「今どこと戦っているか」を確認したいときや、競合の研究をしたいときにたまに開く使い方をしています。数値が整理されているので、短時間でも全体感を掴みやすいです。

登録後に何を見るか
競合サイトを登録すると、「相手がどのキーワードで何位にいるか」が確認できるようになります。
自分と競合が同じキーワードを狙っているか
まず確認するのは「キーワードの重なり」です。
同じキーワードで自分のサイトと競合サイトが両方順位を持っている場合、そのキーワードはすでに「争っている状態」です。相手が何位で自分が何位か、という比較ができます。
競合が上位にいるキーワードで自分はどうか
次に、競合サイトが1〜10位に入っているキーワードの中で、自分のサイトがまだ圏外のものを確認します。
「相手はこのキーワードで上位にいるが、自分の記事はない」というキーワードが見えてきたとき、それは記事を書いていないのか、書いているが順位が低いのかで対応が変わります。前者なら記事の候補になるし、後者なら既存記事の改善対象になります。
順位追跡以外で一番役立つのは「記事のネタ出し」
個人的には、競合登録で一番使い出があるのはここです。
上位を取っている競合記事の構成や切り口を把握しておくと、「同じテーマで自分はどう書くか」という差別化の検討材料になります。Rank Tracker でキーワードと順位のデータを見てから、実際の記事を確認しに行く——という使い方が自分には合っていました。
ただし、競合の記事を読んで「同じように書けばいい」という方向には行かないほうがいいです。データは方向感を掴むための道具で、最終的に何を書くかは自分で判断するしかありません。
「競合がどこかわからない」は、始めてから解決する
最初に書いたように、わたしは「自分の競合がどこかわからない」という状態からスタートしていました。
結果として感じるのは、この問いに最初から答えようとしなくてよかった、ということです。
キーワードを登録して順位を追い始めると、どのキーワードで誰と争っているかが自然と見えてきます。競合登録も、最初は Domain Competitors で大まかに把握しておくくらいで十分です。サイトが育つにつれて、「本当に意識すべき競合」も変わってきます。
最初から完璧に設定しようとするより、動かしながら更新していくほうが現実的です。
まとめ
- 競合の登録方法は「手動追加」と「Domain Competitors」の2通り
- Domain Competitors では Intersecting KWs・推定トラフィックなどの数値で競合状況を把握できる
- 登録後は「キーワードの重なり」と「競合が上位で自分が圏外のキーワード」を確認する
- 順位追跡以外では、記事のネタ出しや差別化の参考として使える
- 「競合がわからない」という状態は、始めてから少しずつ解消される
次の記事では、順位変動のデータをどう読むかを取り上げます。毎週眺めていると気になることが出てくるのですが、「慌てて動くのが悪手になる」という話を正直に書きます。
まだ Rank Tracker を持っていない方へ
GRC との比較や、わたしが実際に乗り換えた理由は別記事にまとめています。
👉 [SEOツール、正直に比較します。GRCやめて Rank Tracker に乗り換えた本当の理由]
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