
WordPress を Mac で動かしたいけど、どうしたらいい?
WordPress を Mac で使うのは MAMP というアプリを使えば簡単です。
- MAMP のインストール
- WordPress のためのデータベース設定
- WordPress のダウンロード&インストール
Mac で WordPress を動かせるようになると、普段の記事作成もネット環境を気にせずにできますし、プラグインやテーマ、バックアップファイルのテストなどもできるようになります。
ブログやサイト作りするうえで、このテクニックは覚えておくと大変便利です。
MAMP をインストールして、WordPress のブログ記事をどんどん書いていきましょう!
WordPress歴10年以上です。ブロックエディタ好き。テーマはJINとLightning、Cocoon、SWELLをメインに使ってます。テーマやプラグインなどを試して使ってみるのが好きです。
WordPress は Mac の中で使える

いきなりサーバー契約をしなくても自分のMac(Winも)内でWordPressは使えます!
自分の Mac 内で作りたいブログを実際に作ってみて動きを確認するのも良いと思います。
用意するアプリは2つ
- MAMP
- WordPress
です。
手順は次の通り。
- まず、MAMPをインストールして設定をします。
- つぎに、phpMyadmin(データベース)を設定します。
- 最後に、WordPressをインストールします。
では、実際にMAMPからインストールしてみましょう!
順番に説明します。
MAMP は Mac で WordPress を動かせるアプリ
MAMPは、簡単に自分の Mac 内でサーバーを動かせるアプリです。WordPress の他にも、サーバーで動かすアプリケーションを実行することができます。
ざ、ざっくりすぎ?でも、いいのよ。最初はそれで♪
Webサービスを使ったアプリやサイトを開発したりする時によく使います。
(厳密にはもっと専門的なことするけど)
初心者さんは、ああ、そういうアプリね、という感覚で良いです♪
MAMP を Mac へインストールする方法
まずは MAMP をインストールして、Mac で WordPress を動かす環境を作りましょう!
MAMPをMacへダウンロードする
まずこちらのサイトへ移動してアプリをダウンロードしましょう。
サイトは英語ですが、MAMP のダウンロードには全く問題ありません。
Free Download をクリック

MAMP & MAMP PRO6.2 をクリック

ダウンロードが完了したらファイルを開きます

MAMPをMacへインストールする
つぎに、ダウンロードしてきた MAMP を、Mac へインストールしていきます。
続けるをクリック(2回ある)

同意するをクリック

インストールをクリック

ソフトウェアインストールの許可確認画面でパスワードを入力

完了したら閉じるをクリック

インストーラはゴミ箱に入れるをクリック

次は実際にMAMPを実行してWordPressをインストールします
MAMP.appを実行する
Mac に WordPress を動かすためのアプリ MAMP がインストールされました。実際に起動させてみましょう。

- アプリケーション画面へ移動する
- MAMPフォルダをクリック
- 一覧からMAMP.appをクリック
使いやすくなるようにおまじないをします。
4.左上のPreferencesボタンをクリック


- portsをクリック
- 80&3306をクリック
- OKをクリック
WordPressをMacで使うためのデータベースを作る
WordPressは、データベースと連携してページを作成しています。
そのデータベースを使えるようにします。
入れ物を用意するだけで、データベースの知識などは必要ないですよ♪簡単♪
MAMPを起動してStartボタンを押す(ブラウザが起動します)

MySQLをクリックする

phpMyadminをクリックする

※ここにUsernameとPasswordが書いてあります。
Databaseタブへ移動する

データベース名(*)を入力する(半角英数字)

※文字コードが、utf8_general_ci(またはutf8mb4general_ci)になっていることを確認する。
(*)データベース名は複数WordPressを運用する場合に備えて変更しておくのが良いです。
※utf8~は、データベース内の文字列の比較やソート順のルールのこと。日本語の正確なソートを期待するなら、utf8mb4unicode でもよい。MySQL8になるとデフォルトが utf8mb4_ja_0900_as_cs になるらしいけど、基本的に general 、または unicode で問題ないと覚えておいていいです。
createをクリックする

(*)データベース名はWordPressインストール時に使うので忘れないで。
データベースが出来ていることを確認して閉じます。

WordPressをインストールする準備ができました。
次はいよいよWordPressをインストールします!
もう少しです♪
WordPressをMacへインストールする
WordPressをMacへダウンロードする
1.WordPress 5.5.3 (バージョンは変わります)をダウンロードをクリック

今はWordPress6.1。時代を感じます♪
2.ダウンロードされたファイルをダブルクリックして解凍します

ダウンロードフォルダを移動させる
1.解凍されたフォルダを右クリックしてコピー

mamptest へ変更しました。
2.MAMPアプリフォルダ内のhtdocsへ移動


3.右クリックして項目をペースト

4.まだ変更されていないフォルダ名(*)を変更する

(*)フォルダ名はWordPressを実行するURLになります。なんでもいいです。
WordPressをMacで実行する
1.ブラウザへ http://localhost/mamptest(フォルダ名)と入力

2.インストール画面の、「さあ始めましょう」をクリック

3.次のように記入します

- データベース名は、先に用意した名前
- ユーザー名とパスワードは画像のとおり
- データベースのホストはlocalhost
- テーブル接頭辞は、わかりやすい文字列を(複数インストールしないならそのままでも)
4.送信ボタンをクリック
5.インストール実行をクリック

6.サイト名などを入力する

※メールアドレスは自分が使っているものにしておきましょう。
7.インストールをクリックして完了です!
8.設定したユーザー名とパスワードでログインします

お疲れ様でしたー♪
これでWordPressをMacで利用する準備ができました。
やってみると意外と簡単ですよね?
いよいよインストールしたWordPressを実行します!
インストールしたWordPressを表示する
インストールしたWordPressのURLは、
http://localhost/mamptest(自分で決めたフォルダ名)です。

左上のMampテストをクリック

無事にWordPressの画面が表示されました。

さあ、WordPressで楽しみましょう♪
MAMPのバージョンアップが表示されたら
MAMPも内部プログラムがアップデートされると、バージョンアップの案内が届きます。
バージョンアップは次のページでご紹介しました。

MAMP環境を作るの面倒くさい?
例えば次に環境を作るときって同じことをするんですけど、結構時間がかかりますよね。
そういう時は、こちらのページを参考にしてください。
爆速でWordPress環境を複製できますよ♪
