
はじめに:この記事を書いた理由、先に言います
正直に言うと、この記事にはアフィリエイトリンクが入っています。
Rank Tracker を紹介して、買ってもらったら報酬が入ります。でも、だからこそ「使えないものを使えると言う」わけにはいかない。
私は Web の仕事をしていて、SEO ツールは自分のブログだけじゃなくクライアントサイトでも使います。実際に使えないツールを紹介したら、自分の仕事にも響く。
だからこの記事では、RankTracker に乗り換えた経緯を正直に書きます。
GRCを使っていた時期のこと
SEO ツールといえば GRC が定番、みたいな時期がありました。日本製で日本語対応、料金もそこまで高くない。「まず入れてみるか」という感じで使い始めた人も多いと思います。
私もそうでした。
ただ、使っていくうちに引っかかりを感じてきた。
一番の問題は「キーワード登録数」です。
ブログを始めたばかりの時って、「どのキーワードで狙えばいいか」がまだわからない状態ですよね。だから本来は、思いついたキーワードを片っ端から入れて、順位を追いながら「これ伸びそう」「これは無理そう」と絞っていく作業が必要です。
GRC はその「とにかく全部入れたい」というニーズに応えてくれなかった。登録数の上限がすぐに来る。そのたびに「何を削るか」を考えなければいけない。
初心者が「何を残すべきか」を判断できるわけがないんですよね。
他にもUIが自分には合わなかったり、コスパ的にも「割高だな」と感じることがあって、乗り換えを検討し始めました。
Rank Tracker に乗り換えた決め手
乗り換えの理由をひと言で言うと、「最初にキーワードを全部入れられたから」です。
Rank Tracker は登録できるキーワード数がほぼ無制限(Professional・Enterpriseプランの場合)。使い始めのころ、ラッコキーワードで洗い出したキーワードを全部ぶち込んで、そこから絞っていくという使い方ができた。
これが私には合っていた。
UI も特に問題なし。英語のツールですが、使っていれば慣れます。日本語対応もされているので、普通に使えます。
GRC と比較したときの私の感覚を表にまとめるとこうなります。
| 比較項目 | GRC | RankTracker |
|---|---|---|
| キーワード登録数 | 上限あり・すぐ埋まる | ほぼ無制限 |
| UI | 好みじゃなかった | 問題なし |
| 価格感 | お得感がなかった | コスパ○ |
| 初心者向けか | 最初に困った | 全部入れて絞れる |
| 日本語対応 | ○ | ○ |
一番の決め手は、繰り返しになりますが「最初に全部入れられること」です。
私の Rank Tracker の実際の使い方

ここが他の紹介記事と一番違うところだと思うので、具体的に書きます。
①キーワードをとにかく全部入れてから絞る
ラッコキーワードで関連キーワードを一気に取得して、RankTrackerにインポートします。最初は100〜200件入れても全然OK。
そこから順位の動きを見て、「上がってきているキーワード」「全然動かないキーワード」を分けていく。これを繰り返すと、自分のサイトが戦えるキーワードの傾向が見えてきます。
②競合サイトを登録して「どのキーワードで競合しているか」を確認する
競合になりそうなサイトを Rank Tracker に登録すると、「相手はどのキーワードで上位に入っているか」「自分と同じキーワードを狙っているか」が確認できます。
「このキーワードで上位にいるサイトはどこか」を知ると、記事の方向性が定まりやすくなります。
③サンドボックスで周辺キーワードを探す
Rank Tracker にはサンドボックスというキーワードリサーチ機能があります。あるキーワードを起点に、関連キーワードや検索ボリュームを調べられます。
私はここで「まだ記事にしていないキーワード」を発掘する使い方をしています。
正直に書くと、今は見る頻度が減っています
ページの順位が安定してきてからは、Rank Tracker を毎日見るかというとそうじゃなくなりました。
でも「ここぞ」というタイミング、たとえば新しい記事を投稿した後の順位確認や、大きなアルゴリズムアップデートがあった後に一気に確認する、という使い方には十分すぎるほど機能します。
毎日使わないと意味がないツールじゃないので、「そんなに頻繁に見なくていい」という人にも向いています。
Rank Tracker だけで十分な理由
Rank Tracker が属しているのは「SEO PowerSuite」というシリーズで、他に被リンク分析ツール(SEO SpyGlass)やサイト内部診断ツール(WebSite Auditor)もあります。
ただ、ブログの順位を管理したい・キーワード選定をしたいという目的なら、Rank Tracker だけで完結します。
ブロガーがSEOでやること、突き詰めると3つです。
- 狙ったキーワードで何位にいるかを確認する
- 競合がどのキーワードで上位にいるかを確認する
- 次に書く記事のキーワードを探す
この3つ、全部RankTrackerで完結します。
SEO Suite のフルセットにある SEO SpyGlass、Website Auditor のような被リンク分析ツールは、サイトが育ってきた段階や、被リンク獲得に本格的に取り組む段階になってから追加で考えればいい。最初から全部揃える必要はありません。すでに運営していて分析に必要なデータが必要なら最初からセットをお勧めします。
SEO PowerSuite の4ツール全体については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ [SEO PowerSuite とは?各ツールの概要と基本的な使い方]
料金と購入について

Rank Tracker には無料版と有料版があります。
無料版は機能制限があり、プロジェクトの保存ができません(毎回設定し直す必要がある)。継続的に順位を追うなら有料プランが前提になります。
有料プランは以下の2種類:
| プラン | 主な違い |
|---|---|
| Professional | 個人ブロガーにはこれで十分 |
| Enterprise | 複数サイト・チーム運用向け |
購入は 2checkout という決済サービスを経由します。海外サービスですが、クレジットカードで普通に購入できます。
年払い(1年)しかありません。毎年、サブスクリプションの更新となります。
まとめ
GRC から RankTracker に乗り換えた理由は、「最初にキーワードを全部入れて絞る」という使い方ができたからです。
ブロガーに必要な「順位確認・競合確認・キーワード探索」の3つがこれ一本でできます。毎日張り付いて使うツールじゃないので、「あまり時間をかけたくない」という人にも向いています。
GRC に不満を感じている人、これから SEO ツールを入れようとしている人に、普通に使えるツールとしておすすめできます。
