WordPressの記事を書く時、WordPressの記事画面で記事を書かないといけない、と思ってませんか?
自宅ではなくて外で記事を書いたほうが進むな、と思った場合。別に外出先でWifiに繋げなくても、自分のノートパソコン内でWordPressの記事を書き上げることができます。
在宅だと気が散る、出先にWifiがない、という問題があっても大丈夫な方法をシェアします。
自宅で集中できない時、外出先でWordPressの記事を書こう
WordPressは基本的にインターネットに繋いでないと記事を書けません。
Wordなどで下書きを書くことができるかもしれません。
ですが、独特のスタイルなどが邪魔をして、スムースに記事をコピペできないことがあります。
ここでは、外出先でネットがない場合でもWordPressの記事を書ける方法をご説明します。
WordPress歴10年以上です。ブロックエディタ好き。テーマはJINとLightning、Cocoonを使ってます。テーマやプラグインなどを試して使ってみるのが好きです。
ここで記事を書くというのは
記事を書く、と一言で言っても色々とイメージされるかもなので、ここでは次のような状態を目指します。
- 見出しと段落が区別されている
- リスト表示ができる
- リンク設定ができる
書き上げたらコピペするだけで下書きが完成します。
文字スタイルなどの調整は、自宅へ戻ってネットが繋がった状態で本番環境のWordPressへ接続してからします。
つまり、「公開直前」まで作り上げるのではなく、あくまで
「画像や文字装飾など無いけど、WordPressにコピペするだけで見出しと段落がキレイに分かれる下書き」
を作り上げるのを目標にしています。
書いた後のながれ
外で記事を書いた後は、次のような流れになります。
- 書いた記事をコピーする
- WordPressへペーストする
- 細かな調整をする(文字装飾、画像挿入、校正など)
この流れは書類作成などでは普通の流れですね。WordPressでも変わることはありません😁。
いきなり色やフォントの大きさや画像など細かなことを同時にしないほうが良いです。まずは文章を作り上げましょう♪
外出先でWifiなくてもWordPressの記事を書きたい時に役立つ2つの方法
記事は2つの方法で書くことができます。
- テキスト・メモ帳などにMarkdown記法で書く
- ノートパソコンにWordPressをインストール(MAMP)してしまう
どちらか一方の方法で良いです。
一番ハードルが低いのは①ですし、てっとり早いのでおすすめします。しかも、スマフォやタブレットでもすぐにできます。
②はパソコン内にWordPress環境を作れるので、①よりもさらに細かな作業をすることができます。
これらの方法のメリット・デメリット
新しい書き方を覚えたり、パソコンの中にWordPressを用意したり。結構面倒かと思われるかもしれません。
でも、Markdownで覚える記号も数個だけだし、WordPressの環境構築は難しく感じるかもしれないけれど、アプリを入れて設定するだけなのでかなり楽です。
- 簡単な記号を覚えることで、WordPressにコピペできる下書きを書ける
- コピペしたあとに、見出しやリストの指定をし直さなくても良い
- 自分のMac内のWordPressを利用して下書きをすすめることができる
- ネット環境がなくても記事が書ける
強いてあげるなら、こんなデメリットがあります。
- Markdownでテーブル作成は面倒くさい
- 色指定などの装飾は後からしないといけない(好み)
- 文章を先に作っていると、装飾ブロックを新しく作り、そこへコピペすることになるのが面倒。
- Markdown、MAMPの使い方に慣れるまで少し時間がかかるかもしれない
デメリットもあるけれど、まずは文章を書き上げることが先決かと思います。
装飾を一緒にやっていると時間がいくらあっても足りません。
このデメリットがあっても、やはりMarkdown記法をおすすめしちゃいます。
余談ですが、WordPressの編集画面でもMarkdownを利用することができます。WordPressで下書きをされている方は、ぜひ使ってみてくださいね。
WordPress記事作成=オンライン必須の公式を崩そう!
もし自宅では集中できなくて外出先で作業したい時、たとえWifiなくてもWordPressの記事を書ける方法を知っておくと、
- 在宅だといろいろなことに気を取られて作業が進まない
- 一人で作業しているとついつい怠けてしまう
- 外出先にはWifiがないから作業できない(FreeWifiは使いたくない)
- 外出先でもついついSNSチェックしたりネットサーフィンしたりしてしまう
などの問題が解決し、作業が進むと思います。
では、実際に記事を書く2つの方法についてご説明します。
- テキストエディタ・メモ帳にMarkdown記法で書く
- ノートパソコンにWordPressをインストールしてしまう
テキストエディタ・メモ帳について
Mac標準のメモ帳でも書けないことはありませんが、シンプルで軽快なテキストエディタとして、次のエディタをおすすめします。どれも無料で利用できます。
- CotEditor
- SublimeText (Mac/Win)
- MacDown(Markdown用エディタ)
Markdownで表示のされ方がよくわからなくて不安な場合、MacDownがおすすめです。慣れてくるとプレビューも見なくなるので、そのときはCotEditorやSublimeTextをおすすめします。
スマフォは、付属のメモ帳でも良いですし、ご自分が愛用しているアプリ、なんなら日記帳でも良いです。
Notion でも同じことができる
Notionというアプリをご存知ですか?
メモだけではなく、データベースまで自分で自由に作れて、スケジュールや家計簿なども自分で作れてしまうスグレモノアプリ。
このNotionは、Markdown(もしくは見出し変換)で文章を書くのが基本です。そのため、そこで書いたものは、WordPressへ貼り付けることができます。
もちろん、完全というわけではありません。例えば画像などはnotionで表示されていても、WordPressでは画像を別途アップロードする必要があるので表示されません。
しかし、見出し、リスト、リンクなどを手軽にコピーできるのはとても便利です。なんといっても、Notionでは「見た目で見出しがわかる」のがポイント高いです。
WordPressのテーマに沿った装飾ではありませんが、それはコピペしたときにちゃんと反映されるので問題ありません。
2022/03になって知ったアプリですが、世界では広く使われている有名なアプリ。もちろん無料で使えます。
これを機会にぜひ使ってみてください♪
Markdown記法について
Markdown記法は簡単
## みだし
* リスト
Markdown記法は、文の最初に記号をいれて、その分がタイトルなのか段落なのかリストなのかを区別する方法です。
基本的に3〜4つの記号ルールを覚えるだけですぐに使えるようになります。
↓こちらのTweetで紹介しているリストカードが便利です
詳しくはこちらのリンクを参照してください。
https://wptg.work/jinswell/gutenberg/convenient-way-to-use-with-gutenberg/Markdownで表なども書けるけど、どういう表にするのか考えておいて、WordPressでの編集画面で表を作るほうが良いかな、と思います。
WordPressをMacへインストールする方法
これは難しそうに感じますが、アプリを入れて順番に設定していくだけなので、思っているよりも簡単です。かなりなところまでオフラインで作りたい場合におすすめです。
ここでは、MAMPというアプリについてご紹介します。
時間的に余裕があればぜひ挑戦してみてください♪
https://wptg.work/jinswell/application/use-wordpress-on-mac/下書き時に合わせて書いておくと良いもの(好み)
コピペで終わらせるのが楽なので、次の内容も書いておくと楽かもしれません。
意外と時間がかかりますよね😁
- タイトル
- 説明文(decription)
- キーワード
ただ、完全を目指さなくても良いと思います。WordPress内で書いたほうが楽な場合もありますもんね。
ページを作成する時にこれらがあると便利だなーって思うことがあるので、最近は一緒に書いておくようになりました。
書き上げた下書きをWordPressへ移す方法
書き上げた下書きをWordPressへ移す方法をご紹介します。
- 書き上げた記事をコピー
- WordPressの新規記事へ貼り付け
・・・説明いらんやろ、って言われそうだけど、説明します。
1. 書き上げた記事をコピー
いつものように、全選択して右クリックしてコピーでOK.
- 右上の【オプションボタン(縦に・が3つ並んでる)】をクリック
- 【すべてのコンテンツをコピー】をクリック
2. コピーした記事をペースト
Markdownで作った記事でも、WordPressで作った記事でもペーストするときは次のようにします。
- 新規記事を作成します
- タイトル欄または段落をクリックし、右クリックしてペースト
これも・・・おなじみの作業ですね。
もし下書きの時点でタイトルまで決めて書いているなら、タイトルをクリックしてペーストしてください。タイトルも一緒に入ります。
ペースト時にしておくと良いこと
ペーストをしてすぐ終わればいいのですが、そう簡単にもいかず。
次のポイントを注意して設定しましょう
- ページタイトル
- URL
- カテゴリー
- タグ(必要であれば)
- 説明文(decription)
- キーワード
これらはWordPressの投稿画面内で、それぞれ個別に書いていきます。
別に一番最後でも良いのだけど、URL変更とかカテゴリーとか選び忘れることがあるので、私は先にやってしまいます。
タイトルくらいかな?一番最後に残るのは。
ペースト後にすること
ペースト後にすることは次のようなことです。
- 画像や動画の挿入
- レイアウトの調整
- リスト表示の確認
- 各種装飾(文字色、下線、他)
- 全体のバランス調整
- 広告の挿入(必要であれば)
その他にもあるかもしれませんが、ざっとこんな感じかと。
書いてる途中にアイデアが降ってきて、ココにメモしておきたいんだ、って思ったら、このプラグインがおすすめです。
https://wptg.work/jinswell/wordpress/markdown-comment-block/画像系ならこちらの記事が参考になるかもしれません。
https://wptg.work/jinswell/application/recommend-photoac/投稿前に気をつけるべき点についてはこちらを参照ください。
https://wptg.work/jinswell/wordpress/10-check-list-before-posting/WordPress記事作成=オンラインの公式を崩そう
一昔前はネットワーク接続が不安定だった(いつだよ・・😁)ので、ネットに繋いで書いている途中に消えてしまう、ってことがありましたが、今ではそういうことも少ないと思います。
ついつい忘れがちになりますが、インターネットに接続して記事を書いていると、途中で通信が切れた時に作業が消えてしまう、という危険性が少しはあるのです。
- 在宅だといろいろなことに気を取られて作業が進まない
- 一人で作業しているとついつい怠けてしまう
- 外出先にはWifiがないから作業できない(FreeWifiは使いたくない)
などの問題が解決します。そしてなにより、
- 通信費が発生しない!(大事!)
- 作業が進む(めちゃ大事!)
結構良いことだらけです。外での作業も悪くないですよね。
メリットまとめ
新しい書き方を覚えたり、パソコンの中にWordPressを用意したり。
正直、面倒くさいとは思うのです。
でも、覚える記号も数個だけだし、WordPressの環境構築は難しく感じるかもしれないえれど、アプリを入れて設定するだけなのでかなり楽です。
メリットをまとめてみましたー♪
- ネット環境がなくても記事が書ける(誘惑に負けない)
- 余計な装飾や画像などを考えないので文章作成に集中できる(超大事)
- 自分のパソコン内なら通信費がかからない!(超大事)
- 簡単な記号を覚えることで、WordPressにコピペできる下書きを書ける
- 自分のMac内のWordPressを利用して下書きをすすめることができる
書いてて、自分も外で作業するのも良いなと思ってしまいました😁
そういえば、春にMacbookProが壊れて、今はデスクトップMac-miniだったことを思い出した・・・。悲しい・・・。
まずはエディタをいれてみよう
Markdown記法は、すぐに覚えられると思います。
どういうふうに表示されるのか知りたい方は、MacDownというアプリがおすすめ。
ある程度なれてきたら、CotEditorやSublimeTextというエディタをおすすめします。
- CotEditor
- SublimeText (Mac/Win)
- MacDown(Markdown用エディタ)
以上です。
ぜひ試してみてブログ記事を書き上げてくださいね。
エディタの簡単な紹介をしたくなってきた・・・。