こちらの記事でドメインを取っておくべき理由についてご説明しました。
今回は、ドメインを取得する時の注意点についてです。
WordPress歴10年以上です。ブロックエディタ好き。テーマはJINとLightning、Cocoonを使ってます。テーマやプラグインなどを試して使ってみるのが好きです。
1.日本語ドメインは良いの?
日本だけの独自ルールです。取る必要ありません。
ドメイン検索をしたら日本語ドメインという文字も目に入ると思います。
- 日本語だと検索画面に入力も楽ですよ
- 認知してもらいやすいですよ
という、さもメリットのような言葉が並びますが。
本当に選ぶ必要はありません。
意味不明な文字列になる日本語ドメイン
日本語ドメインの例を見てみましょう。
例)渋谷駅.jp → http://xn--i5wq75dpjj.jp/
英語ドメインは、
英語URL → そのまま使える
なのが、日本語だと
日本語URL → 英数字・記号のアドレスへ変換
となります。
日本語だと、英数字に記号まで加えて変更する必要があります。
結果、意味不明の文字列羅列がURLになってしまい、見る人にはさっぱり何が何だかわかりません。
簡単なアルファベットのほうがわかりやすいに決まってますし、覚えてもらいやすいに決まってます。
また、ドメインを取得するとメールアドレスも作れるのですが、
contactus★wptg.work
contactus★xn--i5wq75dpjj.jp
では、入力も見た目もまるっきり違います。
今回の日本語ドメインの文字列は短いですが、長いものになると50文字以上などになり、本当にどうしようもありません。
(念のため、@を★へ変えてあります)
2.中古ドメインは良いの?
中古ドメインとは、管理者が権利を放棄・売却したドメインのことです。
これらが高値で売買されているのをご存知でしょうか。
そして、どうして高値で取引されているのか。
今ならその理由が分かると思います。
- ドメイン運用年数
- ドメインへの被リンク数
があるからですね。
見たことがない人は、中古ドメイン販売屋さんのところを覗いてみましょう。
これらは初心者が手を出すものではありません。
確かに魅力的ですが、どういう問題がでるのかわからないので、新規にドメインを取得するほうが無難です。
3.ドメイン所有はお金がかかる?
はい。かかります。
ですが、お名前.com で検索してもらえば分かるのですが、年間数千円、月額百円単位です。
ドメイン調べるのは無料です♪お名前.com
ドメインを維持してもらう管理費として考えたら、負担にはならないかと思います。
また広告収入を得るのが目的であれば、いずれお金はペイできるでしょうし、店舗へのお客様が増加するのであれば、言うことはないですよね。
サーバー紹介のページでもご紹介しましたが、エックスサーバーさんのように、契約次第ではドメイン費が永久無料というキャンペーンもやっています。
こういうサービスをお得に活用していきましょう。
4.ドメイン名で気をつけることは?
ドメインは、サイトタイトルと同じ、または似たものが良いです。
サイトタイトルは、そのサイトのテーマ・内容を表しています。サイト名を覚えてもらえると、検索もすぐにしてもらえますよね。
加えて、URLアドレス(ドメイン)も似たものだとすぐに覚えてもらえます。
それから、あまり長くないのが良いです。
ドメイン名が長いと、覚えられません。
URLの入力も面倒です。
上記のメールアドレスの例にもありましたとおり、@以降が長くて書きたくなります😁。
※日本語ドメイン名が長ければ長いほど@以降は長くなります。長すぎると、メーラーが対応してなかったりもします。
5.ドメインは何個もってもいいの?
ドメインは、何個持っても良いです。
ドメインは個人でも企業でも複数所有ができます。
ドメインの一番後ろ部分だけを変えて有名ドメインに似せて作ったりすることもできます。
しかし、企業はブランドイメージがあるので、ほとんど自分のドメインに関するものは全部所有しているところが多いです。
例えば、AmazonがAmazon.comしか持ってなくて、誰かがAmazon.co.jpを購入したら、間違いやすいですよね。
こういうなりすましの手法は悪意のある場合ですし、購入したドメインを高値で売買しようとしたり、個人情報を抜き出すためのものであったりします。
個人でブログ運営する場合は、こういう問題はほとんどないのですが、そんなこともあるのだな、という程度は知っておいても良いです。
6.欲しいドメインが取れないのはなぜ?
すでに誰かが所有しているドメインは取得できません。
それから、誰かが売買に出している場合は、すぐに取得できません。
ドメイン取得は早いもの勝ちです。
自分のドメインが人気のある分野ならすぐに無くなる可能性がありますし、そうでなければ、いつで取得できると思って良いです。
サーバー契約やドメイン契約時に選択しますが、もし自分の欲しいドメインがあれば、そのドメインで契約しましょう。
ドメインの空き状況などは無料ですぐに調べることができます。
7.どこでドメインはとれるの?
ドメインを専門で取り扱っている会社や、レンタルサーバーなどです。
ドメインを専門に取り扱っている会社で大手は、お名前.com です。その他にも、次のような会社が取り扱っています。
お名前.com の名前ばかり聞くので不信感あるかもしれませんね😓。
その他の会社もぜひ覗いてみてください。
あなたが使いやすい、納得できた会社とご契約されたらよいと思います。
8.オススメの取得方法は?
また、別記事にも少し触れたのですが、
エックスサーバーでもサーバー契約とドメイン取得をした場合、ドメインの管理費が永久無料というサービスを行っています。
エックスサーバーを選ばれるのであれば、お得なサービスだと思います。
エックスサーバーについてはこちらの記事にもまとめてます。ご興味があればごらんください。
https://wptg.work/jinswell/application/why-xserver/サーバー費用とドメイン管理費用を一緒に支払えると手数料も複数かからず、手間も減るので楽です。
ドメインの種類を知りたい
.comや.co.jpって聞いたことありますか?
これもドメインのことです。
ドメイン名の検索はやってみるとわかるのですが、ドメインの種類によって価格が異なります。
厳密にはドメインにはそれぞれの意味合いがあります。
■分野別トップレベルドメイン(gTLD)
サイト管理者の居住国に関係なく誰でも取得できるドメインです。
- com・・・企業や商品サービスを表す
- net ・・・ 主にネットワークサービスの提供者を表す
- org・・・ 主に非営利団体を表す
- biz・・・ 主にビジネスを表す
- info・・・ 主に情報の提供者を表す
■国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)
国や地域ごとに割り当てられたもの。その国や地域に居住する個人、団体しか取得することができないドメインです。
- .jp・・・ 日本在住
- co.jp・・日本国内で登記されている会社・企業
- or.jp・・ 特定の法人組織
- ac.jp・・ 高等教育機関
- ed.jp・・ 初等中等教育機関
- ne.jp・・ ネットワークサービスを提供する団体・組織
ぶっちゃけどれでも良い
上述のドメインは検索すると良いお値段がするかもしれません。
初年度こそ安くとも、次年度以降はぐんと高くなっていますので注意が必要です。
個人ブログであれば格安ドメインで問題ありません。
文字列などは好みですねー♪
今回はここまでです。