先の記事で、サーバーのお話をしました。
サーバーに関してはこちらの記事をみてくださいね。
ここでは、ドメインについてお話します。
WordPress歴10年以上です。ブロックエディタ好き。テーマはJINとLightning、Cocoonを使ってます。テーマやプラグインなどを試して使ってみるのが好きです。
ドメインとは?
サイトURL https://www.wptg.work
Mailアドレス info@wptg.work
「wptg.work」の部分がドメイン
「www.」はホスト名
元々は3桁の数字が4組合わさったIPアドレスをわかりやすくするために英数字や記号(数字、ドット、ハイフン)に置き換えられました。
うちのホームページアドレスは、
213.146.223.120
とか言われると困りますよね😓
そのURLすら簡単にしたのがQRコードですね。
どうして自分のドメインが必要なの?
ドメインを持っておく理由は、
- 自分で作ったサイトやブログの最終的な価値を自分にする
- 自分で将来やりたいことが増えた場合の柔軟性がある
- サーバー会社が潰れても(すみません)、ドメインとデータがあれば別サーバーでもやっていける
ということが考えられます。
次のドメインを取るメリットと合わせて説明します。
1.独自ドメインを取る価値とメリット
作り上げたブログ記事も、その年月も自分の価値も持てることです。
WordPressは、
- サーバー上で動いていて
- そのサイトを表示させるにはドメインが必要で
- そのドメインは自分で買うか他人のを間借りするか
になります。
そしてその価値(ブランドとも言えます)は、
- あなたが作ったコンテンツそのもの
以外にも、
- ドメイン
- 自分のサイトに集まった他のサイトからのリンク数(後述)
にも価値がつきます。
つまり、あなたが3年間ブログを続けたら、
- 3年間分のデータ
- 3年間のドメイン価値(ドメイン名と被リンク数)
というのが自然とついてきます。
もし自分のドメインをもっていれば、その価値は自分のものですが、無料サーバーで間借りしたドメインであれば、それは貸主の価値になってしまいます。
どうして価値が必要なの?
ドメインの価値は、検索結果に大きく関わってきます。
誰もがブログやホームページを作れる時代。
毎日、何万ものホームページやブログが作られています。
有益なページを検索結果に表示させるためにロボットが世界中のページを調べてデータにしています。
その時、すぐに検索してもらえるのは、信頼の高いドメイン。
その信頼は、
- ドメインが長く使われている
- 外部から評価されている(被リンク)
ことが判断基準になっています。
もちろん、長く使われていても全く更新されていないサイトの価値はどんどん下がっていきます。
検索結果に現れない→見られない→価値なし→結果に出ない
自分のページを将来的に見つけやすくしてもらうためにも、自分のドメインというのは所有しておくほうが良いのです。
被リンクについてもう少し知りたい
被リンクは、あなたのドメインがどれだけ外部サイトから評価されているかが分かるリンクのことです。
このサイトは価値があると思えば、自分もそのサイトへリンクを作りますよね?
Twitterで良い本があったので紹介、お店のこのメニューオススメ、とかと同じですね。
弱小・認知度の低い・粗悪なページからのリンクは、そのサイト価値が下がるばかりでなく、悪い時は検索結果から除外されることもあります。
昔、沢山のペラサイト(中身のないページ)を沢山作ってリンクを集めたりしてたことがありますが、今こんなことをしていると逆にペナルティになります。
この被リンクは間違いなく自分の資産。
自分のドメインをもっていなければ、これらも一緒になくなってしまいます。
2.自分で将来やりたいことが増えた場合の柔軟性がある
一口にドメインといっても、少し詳しくみると
- サブドメイン
- サブディレクトリ
という2つの使い方があります。
これらについて基本的なことを説明します。
サブドメインとは
サブドメインとは、次のようなものです。
例)
support.wptg.work
shop.easy-wordpress.work
例のように、
独自ドメイン(wptg.work)前に、「.」で区切った文字列を持ったドメイン
のことです。
サブドメインが無制限に取れます、というレンタルサーバーのプランは、文字通り、いくつも赤線部分を変更してドメインを追加することができます。
作成したサブドメインは、単独のドメインとして扱われます。
■どんな時に取得するのか?
主にメインディレクトリと関連するサービスをまとめるために使われます。
例えばAppleのサイトを考えてみましょう。
商品を紹介するページ、サポートするページ、販売するページ、などなど一つのドメインとして扱うよりも、サブドメインにして別々の「サービス」として独立したほうが管理もしやすいのです。
support.apple.com・・・サポート部門が管理する
itunes.apple.com・・・アプリ部門が管理する
という具合です。
サブディレクトリとは
サブドメインとは異なり、次のようなものです。
例)
wptg.work/support
easy-wordpress.work/shop
文字の位置が変わっただけのようにみえますが、サブドメインとは異なり、同一サイトというふうに扱われます。
サブディレクトリ型は、メインドメインとは異なったサイトを作ったりできます。
例)wptg.work/recipe
急に趣味の料理レシピを載せたくなった、という場合。こんなこともサブディレクトリだと可能です。
サブドメインとサブディレクトリ、どちらが良いかというのは一概には言えません。
ご自分が作りたいサイト構成・役割により判断します。
もちろん、これらを作らなければいけないということではありません。
サブドメインとサブディレクトについてもう少し知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
https://wptg.work/jinswell/wordpress/what-is-a-sub-domain/3.サーバーを移動できる
自分のドメイン、コンテンツを持っていれば、万が一サーバー会社のサービスが終了しても、別サーバーで復活させることができます。
これは無料サーバーで運営した時には決してできないことです。
今までの価値を失わないためにも、独自ドメインでWordPressを運営したほうが絶対にオトクなのです。
独自ドメインは取得すべきです
もしブログをするなら、
サーバーを借りて独自ドメインを運用する方が将来的に大きなメリットがある、
と分かっていただけたかと思います。
今はまだすぐにサイトやブログを立ち上げなくても良いです。
しかし、下準備の段階でこのように少しずつ知識をつけて、良いスタートを切りたいですよね。
まだあなたのホームページやブログをどうしたらようか考えてないなら、こちらの記事で一緒に準備を進めましょう。ドメインやサーバーはそのあとで大丈夫です。
https://wptg.work/jinswell/wordpress/wordpress-for-beginner/以上です。